職人千原です

前回はコバの説明をさせていただいたので、今回は貼って磨く工程を説明させて頂きます。

コバのかぶせは革とかぶせ裏のクラリーノを貼り合わせるんですが、きれいに貼らないと後の作業に時間がかかってしまうのでこんな感じにきれいに張り合わせます。

このままだと切りっぱなしのコバは毛羽立っていてゴワゴワしているので、ここから磨いて面を取り、コバに丸みをつけて、そうすることで手触り感が柔らかくなり、さらに革の表面がめくれ上がりにくくなります。

磨きます!!!

丸くなっているのがわかりますか??

磨いたり面をとったりするのも力加減の均一性が必要になるのでその微妙な力加減を全体に均一にすることでキレイに仕上がります。

この後にコーティングのニスを塗っていく工程に移っていきます