こんにちは、職人の西治です。

チョコレートが美味しい時期になりましたね。

百貨店などに行ってもチョコレートのイベントばかりで圧倒されてしまいそうですが、なんだかんだ言って私も楽しんでいます。

さて、今回扱う映画は、
『ドラゴン×マッハ!』です。

主演はムエタイ、テコンドー、剣術となんでもござれ。日本では『マッハ!』でおなじみ、トニー・ジャーと、
第二のジェット・リーとも言われる、香港の功夫使い、ウー・ジン。

こちらは『ドラゴン・コップス 微笑みの捜査線』などでも有名です。
そして、この二人に立ちはだかる強敵を演じるのは、次に波が来るであろうアクション俳優。『グランド・マスター』でも壮絶なアクションと男の色気をもってその役を演じ、『パシフィック・リム』の続編への出演の決まっている、マックス・チャン。
この三人が同じ画面に映ってるというだけでもこの映画は観に行く価値があります。

ストーリーについてですが、この映画の中では登場人物たちは何かしらの問題を抱えています。
悪の親玉は心臓が弱いがために実の弟の心臓を求めます。

主人公は娘が白血病でドナーを探し奔走しています。

もう一人の主人公に至っては薬物中毒です。
しかし、主人公たちと悪役との決定的な違いは利己のために他人を踏み台にしないこと、です。
主人公たちは己の問題と直面する時、自分と他者を天秤に掛けさせられます。

しかし、その度にその天秤に掛けさせた悪に立ち向かい、どんなにその力が巨大だとしても、自分の正義を信じ貫き続けるのです。その先に奇跡が起こるのだと信じて。
この映画ではそんな人として大切な姿勢を教えてくれます。
ただのアクション映画と侮ることなかれ、とても深いメッセージ性を含んだ映画です。
惜しむのは公開館数と公開日数が少ないこと!
ちょっとグロいシーンや暴力的な場面もありますが、それが平気だという方にはおすすめです!是非とも劇場でご覧になってください!
ちなみに、原題は殺破狼Ⅱですが、続編というわけではありません。どちらかといえば、ウー・ジンが出演する映画のシリーズ2作目くらいの扱いの作品です。

そして!締め切りが迫ってまいりました。

ランドセル工房生田のワークショップ!まだ、間に合います!
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