こんにちは。職人の西治です。
昨日は研修で姫路へ皮革の勉強をしに行ってきました。
当たり前ですが、
写真の資料で見るのと実際に見るのとでは情報の質が全く異なります。
大変勉強になる時間を過ごさせてもらいました。
今後、研修で得た知識を皆さまに還元できるよう、努めていきたいと思います。
ランチも姫路にて。
お食事処 いわしろ。美味しかったです!
さて、今回観た映画は
『ラ・ラ・ランド』です。
本作は、アカデミー賞過去最多部門(14)ノミネート。
前評判が最高の中での上映となりました。
そして、先日行われたアカデミー賞授賞式では実際に、
監督賞、
主演女優賞、
撮影賞、
作曲賞、
美術賞、
歌曲賞、
作品賞も受賞。
と、思いきや、手違いであったことが発覚。
返上し、『ムーンライト』が受賞したことで、話題に挙がりましたね。
とんでもないハプニングでした!
ただ、その笑い事で済まない出来事を参加者たちが笑い事で済まそうとする姿はお互いへのリスペクトが確かに存在していました。
かっこいい大人のかっこいい対応に痺れましたね。
本作の作りは典型的なミュージカルになります。
ある意味、古典的であり、懐古的です。
しかし、それを感じさせない鮮やかな画の彩色、斬新なカメラワーク。
特に一切の編集をおこなっていない長回しシーンの数々には感心するばかりです。
例えば冒頭の渋滞のシーン。
ワンカットも入れず、視点の移動もおそらく手動でしょう。
それだけでもすごいのですが、
この渋滞のシーンは、夢への道も混んでるぞ、
というメタファーも含まれています。
そういうさりげない積み重ねが本作にはところどころに散りばめられていることにも脱帽です。
ライアン・ゴズリング
エマ・ストーン
をはじめとする演者の演技も素晴らしいです。
あのピアノでの演奏の数々。
実際に本人が弾いてるんです。
3ヶ月間練習した、ということなんですが、どれだけの努力が必要だったのでしょう。
それをサラッとやってのけるのが、さらにかっこいいのですが。
エマ・ストーンの美声による歌唱力。これも絶対に劇場で聴いて欲しいです。
ちなみに、本作の監督であるデイミアン・チャゼル。
私の2015年個人的映画ランキングのベストに入っている
『セッション』の監督にもなります。こちらも夢追い人の話になります。
雰囲気は全く異なりますが、
スクリーンから目が離せなくなる、
映像の世界に引きずり込まれる、
とてつもない力を持った傑作だと思っています。
どちらもおすすめです!!
是非ともご覧になってください!!!