こんにちは。職人の西治です。
観たい映画がどんどん溜まっていっています。
『コクソン』、『モアナと伝説の海』、『アサシン クリード』、『チア☆ダン』、
『お嬢さん』、『ナイスガイズ!』、『サバイバルファミリー』、などなど…
今週末から公開の映画もたくさんありますし、
体がいくつあっても足りません…
さて、そんな中、今回観た映画は、
『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』です。
本作は国民的アニメ、
ドラえもんの映画シリーズ通算第37作(アニメ第2作2期シリーズ第12作)
にあたります。
事前に発表された広告のデザインが素晴らしくて、
個人的にとても楽しみにしていた映画になります。
さて、内容はというと、
大冒険の名に相応しい、
ドラゴンを討って世界を救い、
宝物を得る、
まさに王道中の王道の物語です。
そこに時間遡行トリックに友情、
科学に興味が湧くようなうんちく、
ロマンとエンタメ、SF要素が加えられて大人も大いに楽しめる映画になっています。
また、演出が素晴らしく、
冒頭に出てくる巨大な氷山の見せ方。
どこでもドアで南極へ行った後に空き地に漂う冷気。
日常への異物感。
それによる日常から非日常のシフト演出。
ただただ感心するばかりです。
しかし、途中のどちらが本物?偽物?
の展開は話の流れ的に必要かどうか疑問ですし、
どちらの世界を救うのか、
という答えに関してもあんなに唐突な解決でいいのか、
また、南極がテーマで猛暑という状況をはじめに出してるなら、
環境問題にも切り込めたかも、
など、思うところがないわけではありません。
とはいえ、
本作のように親子で楽しめる映画はそうそうないと思われますので、
是非とも劇場でご覧になってください。
子供騙しでは決してない子供向け映画。
子供向けだからこそ真摯に作られてる映画だと思います。
おすすめです!