先日はインターコンチネンタルホテル大阪で開催中の
季節のスイーツブッフェ「ベリー!ストロベリー2017」に行ってきました!
おそらく一生分のイチゴは食べたと思います…
さて、映画の話をします。
フィルム・ノワールというジャンルをご存知でしょうか。
フランス語で直訳すると黒い映画。
映画というものがそもそも個々によって見方が異なるので、
この映画はこのジャンル、と明確には指せませんが、
広義では虚無的、退廃的、悲観的な指向性をもつ、
主に犯罪映画の事を指します。
フィルム・ノワールには所謂ファム・ファタールが登場することが多いです。
良い意味では運命の女、
悪い意味では魔性の女、とも言われます。
今回紹介する映画『お嬢さん』にもこのファム・ファタールが登場します。
その人物は、
ある人物にとっては前者の良い意味、
ある人物にとっては後者の悪い意味で扱われます。
そして、本作ではその二面性を脚本とマッチさせて、
サスペンス要素の作りを素晴らしいものにしています。
人の「見方」によって物語は異なるというような言葉が作中で語られますが、
本作はまさにそれを映画の演出で、
巧みに観客に見せてくれます。
そして、大いに驚かせてくれます。
成人指定なので、お子さんとの観賞はできませんが、
近年稀に見る快作であり怪作です。
おすすめです。
それにしても、
韓国映画は今、
『コクソン』が上映中ですし、
『アシュラ』が上映開始しました。
まだまだ観るものが多くて、この先も楽しみが続きます!