こんにちは。職人の西治です。

先日のお休みは、
阪急うめだ本店にて開催中の瀬戸内物産展に行ってきました。
高知県、ダイニングサーラのトマトスープパスタです。
トマトの酸味と甘味が絶妙でとても美味しかったです。
そして、今回観てきた映画は
『レゴ バットマン ザ・ムービー』です。
レゴ・ブロックをご存知でしょうか。
デンマークの玩具で、
組み立てて、つなげることで遊べる、プラスチック製のブロックのことです。
その題材は多岐に亘り、
銀河、
ロボット、
海賊、
中世の城、
恐竜、
街、
郊外、
西武開拓時代、
北極調査隊、
船艇、
レーシングカー、
鉄道、
スター・ウォーズ シリーズ、
ハリーポッター、
スパイダーマン、
インディジョーンズ、
トイ・ストーリー、
パイレーツ・オブ・カリビアン
などなど、様々です。
玩具に興味のない方でも、
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなレゴ・ブロックで作られた
バットマンの世界というのが本作です。
ここでいう「作られた」、というのが本作のミソだと思います。
レゴで作られているが故に本作はパロディにならざるを得ません。
ですが、そのパロディというのを逆手にとって、
本作はバットマンをいわゆるモノマネ芸人のように、面白おかしく表現しています。
そして、その面白おかしくの中にも、
バットマンが抱える心の闇、
自尊心と孤独。
ヒーローとヴィランの関係性。
など、
クリストファー・ノーランが『ダークナイト・トリロジー』
で三部作に渡って描き続けた、
もっと言えば、今までのコミックを原作とする『バットマン』が描いてきた、
バットマン作品の本質的なテーマを
見事に描ききっています。
そして、物語の最後は登場人物の皆が文字通り、
つながることで(レゴの特性)、
街を救います。
この、レゴ・ブロックにしか表現できない解決法にして、
バットマンの孤独を唯一癒せる表現には溜飲が下がりました。
また、先述したように、
本作で表現されるもの全てはレゴ・ブロックで作られています。
燃え盛る炎や、荒れ狂う海でさえ、
レゴ・ブロックで表現されています。
『LEGO ムービー』(2014)の時もそうでしたが、
その表現力には舌を巻かされます。
老若男女全ての人が楽しめる作品に仕上がっていますが、
特にDCコミックスファンには必見の映画にもなっています!
是非とも映画館でご覧ください!
おすすめです!!