こんにちは。職人の西治です。

先日は京都国際マンガミュージアムに行ってきました。
貴重な原画の数々。
そして、筆・ペンのタッチなどで漫画の歴史を体系化した田中圭一先生の解説。
とても勉強になる1日でした。
そして、今回、観てきた映画は
『グレートウォール』です。
誰もが知る万里の長城。
人類史上最大の建造物。
その造られた目的とは?
マッド・デイモン主演、
『HERO』のチャン・イーモンが監督、
とは思えないような、
良い意味で、「B級臭」がする本作。
物語はツッコミ所が満載です。
しかし、画的なものはさすがと言わざるを得ません。
長城に仕込まれた大袈裟なギミック。
鮮やかに色分けされた兵士の甲冑デザイン。
弔いの灯籠。
空を覆い尽くす燃える気球。
などなど、
この映画でしか観ることができない
「おっ!」となるものが数多くあります。
その中でも一際目を引くのは、
やはり、怪獣「饕餮(トウテツ)」でしょう。
史実を忠実に再現しつつ、それでいて今までに無いようなフレッシュなデザイン。
そして、『ワールド・ウォー・Z』を思い起こさせる、
群としての暴力的なまでの動き。さらに、設定。
(本作の設定だとエイリアンだということに!)
大義のため、というテーマのようなものは確かにありますが、
そのようなものはこの映画の中では飾り程度の意味しかありません!
先述した『この映画でしか観ることができない』画。
一見の価値ありです!!
おすすめです!