先週の土曜日は職人体験を開催しました。
ランドセルのパーツの一部を実際にお客様に作っていただく企画です。
参加していただいた皆様、お疲れ様でした。
皆様の大切な思い出作り。
少しでもそのお手伝いができたのなら、
光栄です。
そして、今回観てきた映画は、
『哭声 コクソン』です。
『チェイサー』、『哀しき獣』のナ・ホンジンが監督。
『アシュラ』などのクァク・ドウォンが主演。
また、日本からは國村隼が出演し、その怪演ぶりから、
韓国の映画賞・第37回青龍映画賞で、
外国人俳優として初受賞となる男優助演賞と人気スター賞のダブル受賞を果たしています。
物語についてですが、
韓国の田舎で不可解な事件が多発。
その事件は日本からよそ者が来てから起こったものばかりで…
と、始まる異色なサスペンス。
この映画の面白さの一つとして、
一つの物語で、
事件の真相究明に奔走する1人の警官の話、
よそ者を悪魔に仕立て上げる集団心理の恐ろしさの話、
祈祷師や悪霊が出てくる心霊モノの話、
神と悪魔の戦いに巻き込まれた小市民の話、
と様々なジャンルの話がいくつも盛り込まれている点でしょう。
また、監督が言うには意図的に矛盾点も描かれているので、
それにより、
観ている間はずっと脳をフル回転させるのですが、
これがまた楽しくて。
近年まれに見る怪作です!
ほぼ同時期に公開されている、
『お嬢さん』、
『アシュラ』、
そして今回の『哭声 コクソン』。
こんなに尖りまくった映画たちを、
ちゃんと作って、
ちゃんとヒットさせて、
ちゃんと評価させるなんて、
やはり、韓国映画、恐るべし、です。