こんにちは。職人の西治です。
本日から、工房にて、
その日の作業内容を告知させていただくようになりました。
工房を見学いただく際のご参考になれば、と思います。
そして、今週末、6月4日(日)は月イチ工房見学を開催します。
ランドセル製作の現場を、職人の案内付きで、ご覧いただけます。
予約は不要ですので、ぜひお越しください。
さて、今回観てきた映画は
『BLAME!』です。
国内外問わず、
多くのSFファンを虜にした、
弐瓶勉さん原作漫画のアニメ映画化作品。
お話的には、
時代も場所も明らかではない未来。
そこでは人間に権限はなく、機械に見つかり次第駆逐されている。
そして、世界は機械により延々と拡張され続けている。
はるか昔には機械を人間が制御していた、なんて、もう誰も信じず、
人間は世界の端で、細々と短い生を終える。
そんな、世界の端を舞台にした物語。
私は原作者の弐瓶さんを『シドニアの騎士』で知ったのですが、
驚くべきはお話のスケールの大きさ。
本作も途方も無いスケールの世界が描かれます。
そして注目していただきたいのは、そのスケールの大きな世界観を裏付けする背景、
特に視界を埋め尽くす建造物の数々。
一目見て、その大きさ、それが持つ情報量の多さに圧倒されます。
(ご本人が建築関係の知識を有していることもあり、描き込みが凄まじい)
この視覚的な情報量の多さは、
大画面で観てこそ、実感できると思います。
また、本作、音響にもこだわり抜かれています。
アクションシーンの轟音はもちろん(雷が落ちたと本気で錯覚しました)、
広大な世界にぽつんと残された人間の営みの静かさ。
これも、映画館で体験してこそ、です。
映画公開と同時に何故かNetflixでも視聴ができるようになった本作。
私は断然、映画館派です。
是非とも映画館でご覧ください。
おすすめです。