こんにちは。職人の西治です。
先週末の大阪と名古屋での展示会、
ご来場いただき、誠にありがとうございました。
一生に一度のランドセル選び、
少しでもそのお手伝いができましたのなら幸いです。

今週末、6月18日(日)は東京にて展示会をおこないます。

関東の皆様、お会い出来るのを楽しみにしております。

詳しくはこちらから↓
さて、今回観て来た映画は
『たかが世界の終わり』です。
ストーリーは、
自分に迫る死を家族に告げるため、
12年ぶりに帰郷した34歳の主人公。
ぎこちない会話が続く中、
話を切り出すが…

さて、どうなるかという。
グザヴィエ・ドラン監督、最新作。
数々の賞を受賞してはいますが、
批評家の評価は賛否両論。
ですが、これは、もう、観賞者の好みの問題だと思います。
観る者の視点を限定するという、
映像作品でしか成り立たない手法を用い、
本作ではさらに視点のクローズアップを多用しています。

チャップリンの名言に

「人生はクローズアップで見ると悲劇、ロングショットで見ると喜劇」
というのがありますが、
これを本作では技術として用いて、
人物たちの感情を読み取らせ、
距離感を感じさせ、
物語をひたすら劇的な悲劇へと導いていきます。
面白いだけでなく、
楽しいだけでもなく、
悲しくなったり、
憂鬱になったりもする。
本作を観て、私は気が滅入りましたが、
これも、また映画の良いところです。
よかったらご覧ください。