こんにちは。職人の西治です。

すっかり夏真っ盛りですね!

梅雨はどこへ行ったのやら…

さて、今週末も展示会を開催します!

開催地は、

6月24日は神戸、

6月25日は広島です!

実際に、当社のランドセルを背負うこともできます。

また、会場には職人もおりますので、

どんな疑問もぶつけてください!

お待ちしております!!

*写真は昨年の神戸展示会の様子です。

詳しくは、こちらから↓

https://www.randsel.jp/event/

そして、今回観て来た映画は、

『メッセージ』です。

原作はテッド・チャンの短編小説『あなたの人生の物語』。

それをエリック・ハイセラーが脚本を、

ドゥニ・ヴィルヌーブが監督を務めました。

お話としては、

世界の各地に突如現れた宇宙船。

言語学者である主人公らはその来訪の目的を探るが、

さて、どうなるか、という。

人間はモノに名前をつけます。

名前をつけて初めて、それを認識することができるのです。

逆に言えば、認識出来ないモノは名前の付けようがありません。

主人公は宇宙人との接触、コミュニケーションを図ったことにより、

「時間」の概念を、人間が持つ流動的である、

という認識から超越します。

つまり、過去・現在・未来を流れとしてではなく、

ひっくるめて、そこにあるものとして捉えることができるようになります。

簡単に言えば、自らの過去・現在・未来をみることが

できるようになります。

しかし、認識された時間のうち、主人公の未来には必ずしも

幸せばかりが待っているとは限らないことがわかります。

ですが、主人公はその未来を受け入れます。

結果的には悲劇になってしまうかもしれないけれど、

そこに至るまでの日々はとても輝いていたから。

映画自体、時間軸を自由に操れるつくりにもともとなっているので、

それを最大限に活かした本作の作りには脱帽させられました。

しかし、なによりもそのメッセージ性には胸を打たれました。

作中に出てくる宇宙船がお菓子の「ばかうけ」に似ていることから、

少し変わった宣伝がされている本作ですが、

とても真摯なテーマを扱った作品でもあります。

おすすめです。