こんにちは。職人の西治です。
今週末は展示会です!!
6月24日(土)は神戸で、
6月25日(日)は広島で開催します!!
実際に、当社のランドセルを背負うこともできます!
また、会場には職人もおりますので、
どんな疑問もぶつけてください!
お待ちしております!!
*写真は昨年の神戸展示会の様子です。
詳しくはこちらから↓
そして、今回観た映画は
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』です。
イタリアのアカデミー賞最多16部門にノミネートされた、
ガブリエーレ・マイネッティ監督作品。
そもそも『鋼鉄ジーグ』とは?
ということなのですが、
日本では1975年から76年に放送されたスーパーロボットアニメです。
『マジンガーZ』や『デビルマン』の原作者として知られる永井豪さんが、
漫画家、安田達也さんとともに生み出しました。
イタリアでは1978年から放映された、
同じく永井豪さん原作の『UFOロボ グレンダイザー』が
最高視聴率80%を記録する大人気番組となり、
『鋼鉄ジーグ』は79年から放送され、大人気番組となりました。
なので、実は本作のタイトル、
原題の直訳だったりします。
イタリアのヒーローを日本でいう、
『鋼鉄ジーグ』に当てはめた、のではなく。
本作は、日本のヒーロー『鋼鉄ジーグ』に
並々ならぬリスペクトを込めたタイトルになります。
さて、スーパーヒーローを描いた作品は今や星の数ほどありますが、
私は本作ほど、正統なヒーロー映画を観たことがありません。
本作の主人公はある日ひょんなことからスーパーパワーを手にしますが、
そのスーパーパワーを使って最初にしたことは銀行のATMを盗むことです。
また、主人公と対決することになる
ヴィラン(悪役)は動画サイトの閲覧数獲得のためにスーパーパワーを身につけます。
このように、スーパーパワーが使えるようになったとしても、
それはイコールでヒーローになったとは言えません。
では、ヒーローになるには何が必要か?
主人公はヒロインと出会い、学びます。
ヒーローとは、決してスーパーパワーを持っただけでなれるのではない。
自分がヒーローであると信じた時、
信じてもらえた時になれるのだ、と。
先日紹介しました『LOGAN/ローガン』とともに、
フィクション(ヒーロー)は救いになりうるのか?
という問いに見事に応え切った傑作です。
そして、なにより非常にピュアな愛を描いた作品でもあります。
おすすめです!!