こんにちは。職人の西治です。
今週末、7月30日(日)は神戸展示会を開催します!
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予約不要です。
是非ともお越しください!
そして、今回観た映画は、
『フリー・ファイヤー』です。
2016年、第41回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門
(アクション、ショック、ホラー、ファンタジー映画に特化した部門)で、
最高賞にあたる観客賞を受賞した本作。
監督、脚本はベン・ウィートリー。
そして、製作総指揮がなんとあの巨匠マーティン・スコセッシという、
なんとも豪華な本作。
そして、出演者も豪華。
『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマー。
『第9地区』のシャルト・コプリー、
『インセプション』のキリアン・マーフ、
そして、最近では『キング・コング』に出演していたブリー・ラーソンなど、
とにかく、名優たちの揃い踏みです。
ストーリーの舞台は二組のギャングの取引現場。
取引はつつがなく終わるはずでしたが、
一発の銃声により、壮絶な銃撃戦が始まる、
という流れ。
本作は上映時間90分の作品ですが、
ワンシチュエーションで成り立っています。
それだけ聞けば、ストーリーを進める推進力のない、
お話が止まりかねない作品と思われるかもしれませんが、
本作に限ってはそのようなことはありません。
登場人物の誰もが銃を手にし、
目の前にある取引で支払われるはずだった大金に目がくらみます。
それにより、一瞬にしてそれぞれの人間関係が逆転していきます。
そう、この関係の逆転こそが本作の最大の魅力と言えるでしょう。
敵と味方。
上司と部下。
男と女。
強者と弱者。
これらの力関係、立場が一瞬にして入れ替わり立ち代わりを繰り返すのです。
これが愉快と言わずにいられましょうか。
ただの火薬量多めな、お祭り映画ではない、
極めて緻密に計算された人間模様を落とし込めた、
コメディ映画です。
おすすめです。