こんにちは。職人の西治です。
さて、今回観てきた映画は『パワーレンジャー』です。
『パワーレンジャー』とは、もともと、アメリカのテレビドラマシリーズで、
日本の特撮テレビドラマシリーズ『スーパー戦隊シリーズ』の英語版ローカライズ
として、生み出されました。
『パワーレンジャー』がヒットするまで、アメリカには子供向け実写番組が少なく、
また、キリスト教の文化のためか、複数からなる「戦隊」ヒーローが
それまで存在しなかったのが、
ヒットの要因とされているようです。
本作はその『パワーレンジャー』シリーズの第一作目『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』
を原作とする20年ぶりの新作で、キャストを一新したリブートになります。
ティーンズをストーリーの中心にしているせいか、対象年齢は日本の戦隊モノよりも高めです。
異能力に目覚め、能力の成長と人間的な成長、チームの成長をシンクロさせているあたりが、
最近でいうと『クロニクル』や、『ファンタスティック・フォー』などに通じるものがあります。
もっとも、本作は後者よりも確実に良作ですが。
採掘場での爆発シーンなどの日本へのリスペクト。
個性的なキャラクター。
人種の壁を越えた友情など、
個人的な好みが満載の映画でした。
惜しむべきは、名乗りあげがなかった点(アメリカの文化に無いために採用されなかった?)
と、公開館数が少ない点です!
幅広い世代におすすめです!!