こんにちは。職人の西治です。

 

今回、観てきた映画は、『スパイダーマン ホームカミング』です。

 

監督はジョン・ワッツ。主演はトム・ホランド。

『マーベル・コミック』原作の『スパイダーマン』の実写映画化作品としては第六作目となり、

再始動、仕切りなおしされた新シリーズの『スパイダーマン』としては、第一作目となります。

 

過去にもいくつか『スパイダーマン』の実写映画化作品がありましたが、

それらと本作が異なるのは、『マーベル・シネマティック・ユニバース』作品に属する

作品として描かれている点です。

つまり、スパイダーマンと同じ世界にアイアンマンが存在するのです。

 

ストーリーとしては、同シリーズの『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)

の直後から開始されます。

以前の実写映画シリーズで再三描かれた蜘蛛に咬まれての能力の発露、

ベンおじさんの死などは軽く触れる程度です。

そのため、本作はとてもテンポの良い作品となっています。

今更、説明不要でしょう?という制作陣の声が聞こえてくるようです。

 

そして、本作に登場するヴィラン(悪役)ですが、

ヒーローに仕事を横取りされ、

家族と路頭に迷わないために悪に染まった中小企業社長という

今まで出てきたヴィランの中で最も説得力があり、冒頭だけであっさり説明でき、

なおかつ、強大すぎないという、スパイダーマンの初陣を飾るのにベストな

ヴィランが登場し適度にスパイダーマンを苦しめます。

さらに、このヴィラン、後半、まさかの展開でスパイダーマンを苦しめ、

観客を唖然とさせ、楽しませてくれるのですが、

そこは映画館でご覧下さい!

 

父性に目覚めるアイアンマン。

初代スーツでラスボスに挑むスパイダーマンという熱い展開。

アイアンマンを演じるロバート・ダウニーJrのリアル元恋人であるメイおばさんの悪態など、

見所たくさんの本作。

続編の公開も決定されています。

今ならまだ間に合います。おすすめです!!