こんにちは。職人の西治です。
どんどん季節は秋に近づいていますね。
この間まで暑さに項垂れていたのが、嘘のようです。
私としては、秋が近づくと美味しいものが増えていく気がするので、
嬉しい限りですが。
大好きなコロンバンのアイスモンブランです。
ずっと食べていたいです。
さて、今回観てきた映画は、
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』です。
シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦先生の大ヒットコミック
『ジョジョの奇妙な冒険』初の実写映画化作品。
主演は山﨑賢人、共演は神木隆之介、小松奈菜、山田孝之、伊勢谷友介らと、超豪華です。
私自身は、本作の原作を読んだことはありますが、熱心なファンではありません。
それでも、あえて本作のような原作のある、失敗や批判のリスクが高い作品に
挑戦した結果が気になり、観賞してきました。
『ジョジョの奇妙な冒険』の世界観は、
色使いや筆のタッチ、街並み、人物描写、オノマトペなど、
荒木先生の漫画表現だからこそ成立しています。
それをそのまま安易に実写化しても失敗するのは目に見えていますし、
逆に原作の世界観を無視してしまっても、『ジョジョの奇妙な冒険』を実写化した
意味がありません。
そういったことを念頭におきながら、本作を観ましたが、
悪くない、この一言に尽きるのではないでしょうか。
むしろ、元々が無理難題な今回の実写映画化、
ここまでくれば、むしろ成功といってもいいと思います。
というのも、本作が無意識にしろ、意識的にしろ、
2012年から始まった原作のアニメ化作品の影響を受けているのが大きいかと。
つまり、漫画の実写化で特に難しいリアリティラインの線引きを、
事前に成功しているアニメを意識することにより、ハードルが下がっていたことが、
観客にとっても、違和感の少なかった、本作の成功の原因であると思います。
もちろん、出演者の演技の賜物でもありますが。
個人的には、三池崇監督が手がけているので、
『逆転裁判』や『愛と誠』、『極道大戦争』なみの、
癖の強すぎるものを期待していたところもあったのですが…
なんにせよ、シリーズとして、続編の制作も決定していますので、
続きがとても楽しみな作品です。
おすすめです。