こんにちは。職人の西治です。

ついこの間まで、街はハロウィン一色だったのに、
いつの間にかクリスマス一色になってますね。

さて、今回観てきた映画は、
『ブレードランナー2049』です。

本作は、リドリー・スコット監督が
フィリップ・K・ディックの小説をもとに生み出した1982年公開のSF映画、
『ブレードランナー』の続編になります。
リドリー・スコット監督は製作総指揮を務め、『メッセージ』のドゥニ・ビルヌーブ監督がメガホンを握ります。
脚本は、前作も手がけたハンプトン・ファンチャーと、
あの『LOGAN ローガン』のマイケル・グリーン。
主演は『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング。
そして、前作の主人公デッカードを演じたハリソン・フォードが同役で出演。
大作の続編に相応しい万全の布陣です。

恥ずかしながら、私、いつも、映画館で映画を観ることに夢中で、
ゆっくりと自宅で映画を観賞する機会があまり無かったもので、
前作については未見でした。
ですので、この機会に観賞しました。
そして、その感想なのですが、
今やありふれたアイデアが散りばめられた、
逆に言えば、
今になってようやく周りが『ブレードランナー』のアイデアに追い付いたと言えるような、
まさにSF映画の金字塔でした。

街の建造物や小道具のディテールひとつ取ってみても
素晴らしいです。
見たこともない未来の物なのに、
その時代でちゃんと使われている、
という自然な感覚をこちらに感じさせる、
リアリティがそこかしこに感じられます。
ここら辺を意識すれば、なるほど、
先ほど挙げた『LOGAN ローガン』で描かれた、
未来感にも納得がいきます。

そして、それらを踏まえた上で、
『ブレードランナー2049』の感想ですが、
正当で、
これ以上ないくらい順当な前作からの続編と言えるでしょう。
まさしく、アップデート。
名作の続編という重圧に打ち勝ち、
よくぞ「その先の未来」を観客に観せてくれた!
ドゥニ・ビルヌーブ監督天才!
という感じです。

ストーリーを語ってしまうと、
ネタバレになりかねないので、
このブログではここまで。

とにかく、是非!
前作と合わせて、ご覧ください!
おすすめです!!