こんにちは。職人の西治です。
先日は阪神競馬場で開催していた、
関西蚤の市に行ってきました。
掘り出し物ばかりで、
とても1日で回りきれるようなイベントではなかったのですが、
個人的に気に入った幼稚園の椅子とポスターはちゃっかり入手することに成功しました!
今回観てきた映画は、
『ゴッホ 最期の手紙』です。
本作は、誰もが一度は目にしたことのあるであろう、
「ひまわり」「夜のカフェテラス」などの作品で知られる印象派の巨匠、
フィンセント・ファン・ゴッホの死の謎を、
解き明かしていく異色のサスペンスドラマです。
話の内容はドキュメンタリーに近く、
主人公はゴッホが弟に宛てた手紙を届けることで、
『ゴッホとはどんな人物だったのか?』を探ります。
自殺だったのか、他殺だったのか?
追い詰めたのは自分か他人か迫る不安か?
それは本作の中でも最終的には闇の中ですが、
それでも、手紙を届けるために会話した
ゴッホに近しい人たちのゴッホへの心の動きを主人公と共に感じることによって、
ゴッホのことを今よりもより間近に感じ、
知ることができるでしょう。
さて、予告などをご覧いただければ分かると思うのですが、
本作は、俳優が演じた実写映像をもとに、
約6万5000枚におよぶ油絵で描かれたものを、
さらにアニメーション化するという手法で作られました。
それにより、登場する人々の
怒りに震え、
悲しみに揺れ、
喜びに躍動する心を、
アニメーション表現で、
なおかつ、ゴッホの絵のタッチで視覚的に感じることが出来るという、
非常に稀有な体験をすることができます。
これは十二分に一見の価値あり、です。
おすすめです。