こんにちは。職人の西治です。
今朝は特に冷え込みましたね。
インフルエンザなども流行り始めました。
皆様も風邪など引かれないよう、
お気をつけくださいね。
本日、紹介する映画は、
『オリエント急行殺人事件』です。
本作は、今まで何度も映像化されてきたアガサ・クリスティのミステリー小説の映画化作品です。
ヨーロッパ各地を巡る豪華列車を舞台に、
世界的に有名な名探偵エルキュール・ポアロが客室で起きた刺殺事件の解明に挑みます。
ケネス・ブラナーが監督と主演を兼任。
ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ペネロペ・クルスなど、
豪華過ぎるキャストが出演します。
『そして誰もいなくなった』に並び、
おそらく、世界でもっとも衝撃的かつ結末が知られたミステリー小説のひとつであろう本作の原作小説。
そのためなのか、本作では、仮に観客がラストの展開を知っていても、
飽きさせない工夫が所々に見られます。
原作で淡々と描かれていた名探偵ポアロの内面的葛藤や、
煌びやかな豪華列車、そして推理に乗り出すポアロのアクション。
これらが、ちょうど良いタイミングで、最高の形で差し込まれてくるのです。
これは脚本の出来が素晴らしいからなのですが、
それもそのはず、本作の脚本を手がけているマイケル・グリーンは
他にもヒーロー映画の傑作『ローガン』(2017)や
SF映画の金字塔の続編である『ブレード・ランナー2049』(2017)
の脚本も手がけているというのですから、納得です。
ラストの展開を知っている原作既読者でも十分に楽しめる作品だと思います。
もちろん、知らない方はより本作を楽しめますので、知らないままで本作を
観に行っていただきたいです。
おすすめです。