こんにちは。職人の西治です。
今回紹介する映画は
『カンフー・ヨガ』です。
本作はジャッキー・チェンがカンフーの達人でもある考古学者を演じ、
インドをはじめ世界各国を股にかけた冒険を繰り広げるアクションアドベンチャーです。
インドの人気俳優ソーヌ―・スード、
『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』のアーリフ・リー、
アイドルグループ「EXO」のレイらが出演します。
監督は「ポリス・ストーリー3」「レッド・ブロンクス」などジャッキー作品も数多く手がけたスタンリー・トン。
私は年始の1月1日に鑑賞したのですが、
とても豪華な、まさににお正月に観るのに相応しい映画だと思いました。
上映時間の107分間ほぼ全編にわたって、
とにかく、頭を空っぽにして楽しめるおもしろ映像盛りだくさんな気持ちのいい、
景気の良い映画だったのです。
どういった映像かというのは、
本作の予告を観ていただければ分かると思います。
ただ、個人的に期待していた、
カンフーとヨガの出会いが何かを生み出すのかと思えば、
そういったものは一切なく、
ヨガに対しては、よくわからない扱いでした。
もっと、ジャッキー・チェンが、
カンフーをインドで披露する
驚き、楽しさ、みたいなものを掘り下げて欲しかったように思います。
例えば、物語後半で、
敵に対してインド由来の拳法で反撃するジャッキー。
このようなシーンがただそれだけのシーンになってしまっているのがとても残念です。
シーンとシーンが相互に作用し合えば、
もっと、観ていて目が離せないような、
そんな作品になっていたように思います。