こんにちは。職人の西治です。
まだまだ寒い日が続きますね。
防寒具、個人的には手袋が手放せません。
ということで、こんなものを作ってみました。
左のやつです。
手袋ホルダーです。
手袋をくしゃっとして、くるっとまいて、
あとはベルトを調整するだけです。
簡単に作れて、鞄などに付けれるので、
なかなか便利です。
そして、今回、紹介する映画は、
『ジャコメッティ 最後の肖像』です。
監督は、『ハンガー・ゲーム』シリーズや
『トランスフォーマー』シリーズなどで俳優としても活躍する、
スタンリー・トゥッチ。
ジャコメッティ役に『シャイン』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジェフリー・ラッシュ。
肖像画のモデルを依頼された青年を『ソーシャル・ネットワーク』、
『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマーが演じます。
本作はフランスで活動した芸術家、
アルベルト・ジャコメッティが最後の肖像画に挑んだ様子を描いたドラマになります。
とにかく、効率的とは程遠い、ジャコメッティの制作活動。
それは我々には、二歩進んでは、三歩下がっているように見えるかもしれません、
けれども、その葛藤、その積み重ねこそ、
極致に至る唯一の方法だということを我々に思い出させてくれます。
作中の人物も、観ている観客も、簡単には作品が完成しないことを頭では理解しているのですが、
まだか、まだか、と、いつの間にかジャコメッティに振り回されてしまっています。
それがまた愉快で、でも、なぜか心が暖かく感じる時間で。
肖像画が完成したときには、やっとか、という気持ちと、もうできてしまったのか、
という複雑な気持ちにさせられます。
一見の価値有りです。
おすすめです。