こんにちは。作り手の西治です。
今回観てきた映画は、
『マンハント』です。
本作は、あのジョン・ウー監督作で、
『戦場のレクイエム』のチャン・ハンユーと、
『三度目の殺人』、『SCOOP!』などの福山雅治をダブル主演に迎えたサスペンスアクションになります。
これは私も後から知ったのですが、
1976年に高倉健主演で映画化された西村寿行の小説「君よ憤怒の河を渉れ」の再映画化のようです。
ちなみに日本でオールロケを敢行しています。
ジョン・ウー監督の必殺技、白い鳩、スローモーション、二挺拳銃がこれでもか、
と散りばめられていて、ジョン・ウー作品を観たぁ!という気分にさせてくれます。
まさにジョン・ウー作品の特徴見本市。
普通のサスペンス映画としては、
犯人の動機が弱かったり、
移動速度が瞬間移動、
こんな動ける弁護士がいるか、
などなど、粗が目立つところがありますが、
そんな短所を補って余りあるほどに見所盛りだくさんです。
日本の地を舞台にしたむせ返るほどのハードボイルド臭、男臭さ。
ジョン・ウー監督作を予習してから観てみるのがおすすめです。
それにしても、本作にも出演している國村隼さんは、『哭声 コクソン』以降、
韓国で大人気みたいですね。
さすが『哭声 コクソン』。
こちらも以前ブログにて紹介しました。
悪夢的な映画ですので、観賞するのに、相当な覚悟が必要ですが、
おすすめです。