こんにちは。作り手の西治です。
いよいよ三月です。
工房前の黒板もリニューアルです。
さて、前回のブログでも告知させていただきましたが、
今週末、3月3日(土)、4(日)の二日間は、
4月の販売受付に先駆けて、
ランドセル工房生田のランドセル2019年度モデルをお披露目いたします。
また、3月3日(土)は月イチ工房見学会も開催いたします。
ランドセル製作の生の現場を作り手の解説を交えてご見学いただけます。
是非、お越しください。
詳しくはこちら
↓
https://www.randsel.jp/topics/2019model/
そして、今回観てきた映画は、
『RAW~少女のめざめ~』です。
本作は2016年第69回カンヌ国際映画祭で批評家連盟賞を受賞した、
フランス人女性監督ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作品です。
少女から女への成長を描いてきた作品は多々ありますが、
本作ほど、痛々しく、過激に表現してきた作品は今までなかったと思います。
トロント映画祭では、失神者や途中退場者が続出した、
という話にも納得です。
本作が描くのは少女の成長ですが、その表現の仕方故に、
ジャンルはホラーに類するようです。
これは、監督曰く、
女性は子供を生む能力が備わったとき、
自分ではコントロールできないような違和感があり、
本作では、それを表現したかったようです。
成長には痛みが伴うもの。
本作のそれはまさに目を背けたくなる痛々しさですが、
その分、観賞者の心に確実に爪あとを残してきます。