こんにちは。作り手の西治です。
さて、来週、4月30日(月 祝日)は、
リアルオーダーシミュレーションを開催します!
お客さまからご質問の多い、
革と糸、フチの色の組み合わせについて、
ご希望の組み合わせで革サンプルをその場でお作りいたしますので、
ランドセル完成時のイメージが断然しやすくなります。
革サンプルを縫い上げている間に、
職人にランドセルの色の組み合わせなどのご相談もしていただけます。
画面上や紙面上では分かりにくい、
組み合わせイメージを職人の鮮やかなミシンさばきを見ながら、
リアルにシミュレーションしてみませんか?
詳しくはこちら↓
https://www.randsel.jp/topics/realorder/
そして、今回観てきた映画は、
『パシフィック・リム:アップライジング』です。
本作は、あの、ギレルモ・デル・トロ監督作品『パシフィック・リム』(2013)
の続編にあたります。
監督はスティーヴン・S・デナイト。
個人的には、怪獣大好きのデル・トロ監督の続投を期待していたのですが、
この間に、アカデミー賞・作品賞受賞作品である『シェイプ・オブ・ウォーター』を、
撮影していた、とのことですので、致し方なしかと思っていました。
そして、心のどこかで、本作は、前作のような、
ロボットと怪獣が辿って来た、築き上げて来た文化にリスペクトを込めた作品とは別物の、
シリーズ化の際に、よくある、商業主義的な作品になってしまうのかな、と感じていました。
ところが、実際に本作を観てみると、全くそんなことはなく、
十二分に、ロボットと怪獣に敬意をはらった作品に仕上げられていました。
それこそ、ロボットVSロボットや、ロボットの集団戦、怪獣の合体などなど、
ある意味、前作以上に、私達が観たかったものが描かれていました。
ただ、人間の関係性の描き方の甘さのせいなのか、
前作よりも、登場人物に魅力を感じにくくなっていました。
それこそ、前作なら、画面の端に映る脇役にさえ、
ストーリー性を感じていたのですが…
とはいえ、前作では描ききれなかったものを描いてくれ、
怪獣、ロボット映画の可能性を広げてくれた本作。
おすすめです。