こんにちは。作り手 山本です。
こちらは、世界に一つだけのオーダーメイドランドセルを作ることのできる「ランドセル工房生田」の職人ブログです。
今日は「大マチ」を呼ばれる、教科書を入れるパーツの作業の一部をご紹介します。
革に黄色の芯材を貼った状態の大マチですが
芯材より革が少しはみ出ていますね。
この革を返していくのが「ヘリ返し」という作業になります。
芯材に合わせて革全体を立ち上げて
折り返していきます。
一枚一枚手作業で返しています。
折り返す部分の革は薄くなっていますが、うまく芯材に合わせることができないと
ガタガタになったり、革にシワができてしまうので簡単そうでとても難しい作業です。
軍手をしているのは摩擦で熱くなってしまうのを防いでいます。
たまに軍手をしていても熱くなってしまうくらい早く作業をしているそうですよ。