こんにちは!ランドセル工房生田 作り手金沢 です。
こちらのブログでは、ランドセル職人のプライベートな部分や展示会、普段の工房内の様子を取り上げていきます。
前回の続きで、肩ベルトについて取り上げていきます。
まず、貼りあわせた肩ベルトを圧着してはがれないようにします。
次に、ミシンで縫います。
2重縫うことで1重よりも丈夫になります。
そして、スピードはもちろん2本の糸の間の距離間を保つ力加減が難しいポイントです。
次に、三角カンという金具をつけて鋲を打ちます。
次に、手縫いの穴を開けます。
このときに、裏側から穴を開けるのでミシンの糸にかぶらせない尚且つ、左右のバランスを保つのが難しいポイントです。
次に、肩ベルトのサイズ調整のために剣先と呼ばれる肩ベルトの先端の部分に穴を開けます。
機械にセットした時、必ず真ん中に穴が来るようにするのがポイントです。
次に、肩ベルトの防犯ブザーを鋲打ちします。
最後に、1番負荷がかかるところを手縫いで補強します。
手縫いなのは仮に1箇所解けたとしても他が解けないようにしているためです。
完成です!
ミシンと手縫い、剣先の穴あけはTwitterにて動画を掲載しますので是非ご覧下さい!
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次回は、22日頃更新予定しています。