皆さんこんにちは、作り手の植田です。

いかがお過ごしでしょうか??

暑い日が続きますが、体調は大丈夫でしょうか?

 

今日の話題はウイスキー用語である、 “シングルモルト”と”ブレンデッド” について掘っていきましょう〜!

今やウイスキーは酒屋さん以外でも、スーパー、コンビニなどで手軽に購入できるお酒です。

皆さんもウイスキーのボトルを今一度よ〜 く見てみて下さい。

画像はちょっと切れちゃいましたが、ラベルのどこかに “single malt whisky”とか、 “blended whisky”とか、 “single grain whisky”とか 書いてあります。

ここで今日のお題の “シングルモルト”と”ブレンデッド” について触れていきましょう!

この用語はスコッチウイスキーでよく使われますが、このシングルモルトの概念はアイリッシュウイスキー市場では以前から存在していた様です。 日本のウイスキーはスコッチウイスキーにならってつくられたので、ジャパニーズウイスキーにもこの概念が用いられています。

とりあえずは今現在の分け方を説明します。

前回のブログ、”世界5大ウイスキー”で、

”ウイスキーの原料は大麦(モルト)やライ麦やトウモロコシ(グレーン)などの穀物です。 上記のように使う原料によってモルトウイスキー、グレーンウイスキー、ライウイスキーと呼び名も変わります。これらの原酒を混ぜ合わせて作ったウイスキーをブレンデッドウイスキーと呼びます。”

とご紹介しました。

モルト原酒のみを使って作られた物がモルトウイスキー、

モルト原酒にグレーン原酒を混ぜ合わせたらブレンデッド。

、、、まぁ言いたい事はわかりますよね。

じゃあシングルモルトの”シングル”ってつける必要あるのかな??って思いますよね。

ここで言う”シングル”っていうのは、

“単一蒸溜所”

という意味なんですね〜。

同じ蒸溜所が作っている複数のモルト原酒をブレンドして作られたウイスキーの事を、シングルモルトウイスキーと呼びます。

そして、複数の蒸留所で異なる種類の原酒ブレンドして作られたウイスキーをブレンデッドウイスキーと呼びます。

それぞれの特徴を挙げますと、シングルモルトは同じ蒸溜所内で作られるので、その蒸溜所の個性や特徴がダイレクトに出るという事です。 作られた場所や風土、ブランドの意向が味に表されています。 そしてシングルモルトは、世界のウイスキー市場のシェア1割そこそこですが、キツい個性を好むファンも多いです。

その一方でブレンデッドウイスキーは、他の蒸溜所の原酒も使えるので大量生産がしやすく、コストを抑える事が出来ます。 そのため、ブレンデッドウイスキーはシングルモルトと比較すると価格が安い傾向にあります。 味はバランス型で、ウイスキーに入門する方にもオススメしやすいウイスキーです。

もし、初めてやけどチョット飲んでみようかな〜なんて思っちゃいましたら、原材料にスピリッツとか余計なお酒類が入ってないブレンデッドウイスキーを試されてはいかがでしょうか。

 

さてさて作り手植田の本日のランドセルづくりは、 前回の背中の続きになります。

前回、背中のクッションにアルファベットのU型に糸を掛けていきました。

その上部に革を貼り付けて背カンと持ち手を差し込む場所を作ります。

上の画像のミントグリーンの部分ですね。

我々作り手の間では”ロングハート”と呼んでいます。

その境目の曲線に糸を掛けていくのが今日の作業でした。

前回のクッション部分とは異なり、ランドセル本体の色や皆さんに選んでもらった糸色でミシン掛けしていくので、様々な組み合わせになりとても色鮮やかです。

皆さんの好みもそれぞれで、作っていても色んな気付きがあって楽しいです。

出来上がりはこんな感じ。

こうなると皆さんも見慣れた感じでしょうか。

 

 

ここで今週末のワークショップのご案内です。

8月10日(土)~8月12日(月)に【ペタペタキーホルダーワークショップ】を開催します。

場所は無印良品イオンモール堺北花田店になります。

開催時間は11:00~16:00で価格は300円になります。

予約は不要ですので皆様お気軽にご参加ください。

 

それでは皆様、ごきげんよう。